生きた表現へ ー自作を掘り下げるー

内容

土田豊貴・三宅悠太・渡辺研一郎、相澤直人による「生きた楽典(2020)」「生きた表現へー旋律演奏の探究ー(2021)」「生きた表現へ ー名曲を掘り下げるー(2022)」は、歌い手の目線から語られることの多かった合唱音楽に、新しい理解と表現の可能性を示し、多くの皆さまからご好評を頂戴しました。

 今回の新セミナー「生きた表現へ ー自作を掘り下げるー」では、ついに4名の作品が、お馴染みとなったクロストークの形で、講師陣によって掘り下げられます。愛唱曲から大曲、楽譜のない音響世界まで、4回の講習で採り上げる4作品はそれぞれ個性に溢れておりますので、是非通しでのご受講をお勧めいたします。

 また、各回のセミナー後、恒例となりました「アフタートーク」の時間では、チャット機能などを使用し、質疑応答や、フリートークで受講される皆さまとのつながりも持ちたいと考えております。多くのご参加をお待ち申し上げております。

日時・曲目

【第1回】ぜんぶ(相澤直人)

【第2回】立ちつくす(土田豊貴)

【第3回】帰郷(三宅悠太)

【第4回】spin notes@…シリーズ(渡辺研一郎)

全4回 各90分

※アーカイブ動画付き(アーカイブ動画は本編のみの収録となります。)

※第1回、第3回の楽譜は各自でご用意ください(楽譜をお持ちでなくても、ご受講いただけます)。第2回の楽譜は受講者へは特別配布、第4回は楽譜を使用いたしません。

受講料(アーカイブ動画)

全4回セット 10,000円(各回購入 3,000円)(税込)

講師

土田豊貴(作曲家)

三宅悠太(作曲家)

渡辺研一郎(ピアニスト)

相澤直人(指揮者 / 作曲家)


お申し込み(下記オフィシャルストアからお申し込みください。)

備考

・お申し込み1件につき、お一人でのご視聴でお願いいたします。
・録音、録画、キャプチャーなどは、個人が利用する目的であっても禁止させていただきます。
・お申し込み後は、キャンセル・払い戻しはいたしかねますので、予めご了承の上、お申し込みください。
・本セミナーに関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
 seminar@aizawanotes.com

講師

土田 豊貴 - TSUCHIDA Toyotaka –

1981年、東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部カレッジ・ディプロマ作曲科修了。2010年、女声合唱とピアノのための「夢のうちそと」で第21回朝日作曲賞を受賞。第81、83回NHK全国学校音楽コンクール・スペシャルステージの編曲を担当。近年は合唱曲を中心に多くの委嘱作品を手がける傍ら、コンクール、合唱祭、講習会などの審査員、講師も務めている。これまでに作曲を法倉雅紀、鈴木輝昭、指揮を故・岡部守弘、高関健、ピアノを三輪郁の各氏に師事。作曲・声楽アンサンブル「THEATRE EN VOIX」同人。

三宅 悠太 - MIYAKE Yuta –

東京藝術大学作曲科をアカンサス音楽賞および同声会賞を受賞して卒業後、同大学院作曲専攻修了。奏楽堂日本歌曲コンクール第12回作曲部門第1位。第79回日本音楽コンクール作曲部門(オーケストラ作品)第1位、併せて岩谷賞(聴衆賞)および明治安田賞受賞。管弦楽、室内楽、舞台音楽、合唱、ほか多岐に渡る作編曲を手がける傍ら、全国各地より招聘され講習会講師や講演、コンクール審査員等を務めている。2016年第83回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲、2022年第4回東京国際合唱コンクール学校合唱部部門・ユース部門の課題曲作曲を担当。聖心女子大学、エリザベト音楽大学、都立総合芸術高等学校、各講師。日本音楽教育学会会員。

渡辺 研一郎 - WATANABE Kenichiro –

1990年生。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。東京藝術大学院音楽研究科修士課程音楽学専攻修了。グレゴリオ聖歌の初期の記譜法である「譜線無しネウマ」に関する研究論文により修士号(音楽)を取得。 ピアノを小倉郁子、志村泉、林苑子、E.D.ヴァイスハールら、クラヴィコードを高橋尚子、グレゴリオ聖歌やポリフォニーといった中世・ルネサンス期教会音楽の演奏法を花井哲郎、声楽を花井尚美の各氏に師事。 アルベルネ・ユーゲントコール、立教トリニティコール、行徳混声合唱団、混声合唱団水曜会、室内合唱団「日唱」、等のピアニスト。ヴォーカル・アンサンブル カペラ、サリクス・カンマーコア、emulsion、各メンバー。フォンス・フローリス古楽院講師。日本グレゴリオ聖歌学会員。

相澤 直人 - AIZAWA Naoto –

アイザワノーツ合同会社代表、JCDA日本合唱指揮者協会及び東京都合唱連盟副理事長。東京藝術大学及び洗足学園音楽大学では講師として教鞭をとる。「たしかな芸術」「曲が喜ぶ演奏」をモットーとした発信は共感を呼び、「生きた楽典」「eye the 和声」「旋律演奏の探究」「名曲を掘り下げる」など、演奏表現に活かすための各種セミナーを継続的に開催。好評を博している。 現在、あい混声合唱団、女声合唱団 ゆめの缶詰、Ensemble Flowなど、多くの合唱団で音楽監督、常任指揮者を務める他、東京混声合唱団、東京六大学混声合唱連盟、早稲田大学グリークラブなど、客演指揮者としての招聘も多い。特に、古典から現代に至る邦人作品における「ことば」と「音楽」を読み取る演奏に評価を得ており、作曲家やピアニストからの信頼も厚い。 また、作曲家としても200曲以上の合唱作品を作曲。代表曲の「ぜんぶ」「あいたくて」をはじめ、多くの作品が愛唱されており、カワイ出版、音楽之友社、教育芸術社などから出版されている。著書に「合唱エクササイズ アンサンブル編」1〜3巻、「同 ニュアンス編」、「同 指揮編」1〜2巻(共著)など。